コーチとミレー その2

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四万十から室戸岬まで駆け抜けた2日目。

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1日目に少し言及しましたが、朝食会場が従業員ほぼ一人で切り盛りしてて大変そうでした。
でも用意されたビュッフェ形式の朝ご飯は美味しく、数量限定で海鮮丼キットも用意してありました。
見た目ホテルだけど民宿にいるような親近感もありました。
8時にホテルを出て、内陸へ。道の駅目当てだったのですが、かの有名な国道439号を通ることに。
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途中まで対面通行だったのが林道を思わせるような狭く、ガードレールもなく、舗装も悪い道がずっと続きました。
そう、「酷道」です。
ググると必ずと言って良いほど439は出てきます。それくらいある意味有名な国道。
幸い朝早く出発したのもあり、対向車に遭遇はしませんでしたが、遭遇していたら詰んでました。酷道の区間と道の駅まで10余kmでしたが、
これほどはやく終わってくれと願った道はないです。
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道の駅「四万十大正であいの里」に到着。四万十川の中流域にあり、ここでも美しく雄大な川を見ることが出来ました。
釣りしている人もいました。川がきれいだから魚も活きがよさそう。
水の色も青々としていて心が洗われます。四万十は栗も有名です。ちょうど栗の時期だったので道の駅をいくつかまわると売り出されていました。
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室戸岬を目指し海沿いの道を走ります。途中「安和駅」に寄って、ホームから見える海を堪能しました。
海が見える駅なんて埼玉県民からすると贅沢そのもの。こんな場所で青春送りたいと妄想するも安和駅周辺には高校はなく、電車も滅多に停まりません。
四万十方面へ朝ドラ「らんまん」のラッピング特急が爆速で通過していきました。風情を返せ。
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高速を乗り継ぎ、高知市内を迂回するように室戸方面へ。高速は対面通行なので事故があると途端に詰まります。
実際に対向車線で事故を目撃し、長い渋滞が形成されていく様をみました。安全運転って大事だね。
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香南市にある道の駅「やす」でお昼。名産のニラをつかった焼きそばを食べました。
店内からは海が見渡せてバカンス気分になれました。そしてやきそば美味しい。
彩りも気遣っていて得点高し。
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店内から見えた謎の景色。我々はその正体を確かめるべく現地へ向かった。
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手結港可動橋でした。かつて東京のかちどき橋もそうだったようですが、今は目にすることもなくなりました。
そんな可動橋を高知でなら見ることが出来ます。
橋が下がって車が通れるまで5分ほど。大きな物がゆっくり動く光景は胸が躍りました。
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港もきれいで大変良い。
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1日目から動き回ってお昼も食べて疲れが見えるなか、道の駅で芋けんぴ買って木を紛らわします。
安芸市をとおると岩崎弥太郎推しの看板とかいくつか出てきましたが、弥太郎は故郷に錦を飾るほど地元に思い入れがある感じがなさそう。

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時刻も3時、ついに室戸岬に到着。台風中継でよくみるあの場所が、なんと穏やかなことでしょう。
ときおり打ち付ける激しい波はあれど、波や風雨に晒されつづけた岩のたくましいことよ。
岩に登って景色を楽しみ、ホテルのある高知市内へ向かうことにしました。滞在時間15分。
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道の駅「キラメッセ室戸」でジェラート。味は1こでも2こでもお値段据え置き。ただしコーンの種類で値段が変わるぞ。
手渡された直後に溶け始めるジェラート、余計な物がはいっていない証拠だ。
移動疲れの体に沁みました。
5時半頃に高知市街地へ。路面電車が走る景色に文明を感じます。
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ザクラウンパレス新阪急高知にチェックイン。これ2人部屋ね。
予約時に確認しなかったのが悪いんだけど、ダブルベッド1台とは思わなかった。連休などのシーズンではそういうふうにするらしい。
基本的に1人部屋なのでアメニティも1人用仕様。追加で頼みました。
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気を取り直して、夕飯がてら中心部を散策。アーケードが楽しい。
高知駅には偉人の像が鎮座している。日本史が弱点の私には坂本龍馬以外わからないぞ。
高知駅の発車メロディはアンパンマン。やなせたかし先生も高知にゆかりがあります。高知は広末涼子も出してるし偉人の産地だわ。
高知駅のキオスクでお土産を買い、路面電車を2区間ほど乗りました。最新車両から渋い車両まで現役で稼働しているのが良い。
また、ラッピングの種類も豊富で商売がうまい。路面電車というとウィーンで過ごした時期に欠かせない乗り物だったので、懐かしかったです。
はりまや橋も見ました。橋自体にはがっかりもなく、興奮もなくといったところ。
橋から見える景色はちょっと良かった。
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高知最後の晩餐は帯屋町商店街にある室戸屋ジロー。
まんぼうの唐揚げがふわふわで美味しい。まんぼう初めて食べました。
一品物をもりもり頼んでたらお会計1万円近くになりました。酔いも醒めるわ。

商店街近くでイベントが催されており、賑やかで良い町でした。治安の悪さも感じませんでした。
その3では、ついに旅も終わりを告げます。

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