ART治療のみち その2

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通水検査で「不通」の結果をたたき出したので、別のクリニックで精密検査を受けました。
前院で紹介状を書いてもらい、AMHなどの血液検査も受けていたのでその結果も携えて新院に臨みました。

ちょっと大きい街の駅近クリニックという条件もあるのでしょうが、人めっちゃいました。土曜日はフロアに収らないくらい。
良いクリニックは普段から混んでるんだな、と思いました。
診察してくれたドクターは事前に渡した書類を見ながら医師の所見と治療方針、必要な検査を教えてくれました。
頭の回転めっちゃ早いドクターでした。
先の通水検査の結果を受け、後日「卵管造影検査」を受けることになりました。

検査は月経が終わって間もない時期にしました。
検査の主な説明は看護師さんがしました。ここのクリニックはドクターよりも看護師さん技師さんとコミュニケーション取ることが多いです。
診察ワンオペのドクターなので許してクレメンス。
一通り説明を受けた後、血液検査、鎮痛の座薬を入れて検査準備へ。
内診台に乗ったとき、ここで検査するのかと思ってたら子宮にバルーンを入れただけでした。
違和感と痛みが大きく内診台からすぐに起き上がれませんでした。ひどい生理痛のような感覚。
ちなみにバルーンいれるついでに前院で放置されてたポリープをあっさり引っこ抜かれました。サンキュードクター。
バルーンのカテーテルがおまたから出たままレントゲン室へ移動。看護師さんが腕を引っ張ってくれました。
自分の情けなさにずっと「すみません」が出ていました。看護師さんのお導きに感謝。
レントゲンの検査台に寝てドクターが来るのを待ちます。その間痛みは増すばかりでうめき声を出して痛みを散らしてました。
まもなくドクターが来て、カテーテルから造影剤を注入します。
これも痛くて呻くように「痛い」と言いました。動くとはっきり映らないのでじっとしてるのがツラくてたまりませんでした。
脚も痛みを散らすように動かしてました。もうこんな検査受けたくないのが正直な感想です。
意識を失えたらいっそ楽な激重生理痛の感覚。
レントゲン撮影が終わり、待合室でぐったりしました。
ひどい生理痛が脈打つように続く感覚でしたが、鎮痛剤が今更効いてきたのか段階的に痛みは引いてきました。
人の話も聞けるような痛みになってきたころ、検査結果がでました。
「異常なし。卵管も通ってる」
結果を受け、頭に浮かんだのは前院のノスタルジーあふれるエモい検査機械でした。
そもそも通水検査の精度はそれほど高くないらしいのですが、それにしてもエモい機械だったので私は機械のせいにしたい。
そして学んだことは、患者がある程度多く、検査機器も充実していて、ドクターのやる気が感じられるクリニックが自分のためになるということ。
判断のスピードと対応が前院と比べて早く、自分が納得できる内容だったので差が際立っていました。
前院にはお世話になったのでディスるつもりはないですが、比較対象ができるとどうしてもね・・・。

検査も問題なかったので、ドクターからもう一度タイミング法を指導されましたが、結果実らず体外受精に移ることになりました。
ようこそART治療の世界へ。

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