春画展

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春画展に行ってきました。

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春画、平たく言えばエロ浮世絵です。世界的にも有名な春画が一堂に集まる今回の展覧会に行ってきました。
9時半の会場を前にすでに大勢の人が待機列を作っていました。若い人(18歳未満はお断り)から老人まで性別を問わずたくさんの人がいました。春画が関心を集めている証拠だと思いました。

会場である永青文庫は地下鉄の駅から少し離れた閑静な土地にあります。地図を頼りにしないと訪れにくい場所だと思いました。椿山荘の近くとか言っても椿山荘に行ったことがないからわからねえ…。

肝心の内容ですが、眼福にあまる内容でした。葛飾北斎の「蛸と海女」の有名どころから全く知らなかった作品までありました。春画は局部が無修正なのでそこだけみれば猥褻にとらえられてもおかしくはないのですが、男女の表情が豊かでいけないものを見るというよりは微笑ましく感じるものがありました。みんな同じような顔をしていますが、季語哀楽の微妙な表情の変化はみごとでした。作品の多くが乱れた着衣でまぐわっており、着物の模様の繊細さ見どころの一つでした。着ている服から誰がどんな身分なのか、想像力を掻き立てるエッセンスだったと思います。
男女で仲睦まじくしている作品の中で、北斎の「蛸と海女」よろしく「頭おかしい」ジャンルも数は限られますがありました。衆道(ホモ)、女色、乱交(図録で6Pを確認)、洋物、相手が幽霊、過剰な場面説明、二穴…性におおらかな時代とみるか、行き過ぎたジャンル開拓とみるか…。
シチュエーションも遊郭での戯れから子供をあやしてるそばまで、実に多彩。
更に教育の本をエロパロディ化した本や、有名絵師に影響されて書いた春画など、江戸時代の絵師たちの勉強熱心な姿もみえる作品もありました。
現代に通じるものが多くあるので是非みてもらいたいと思いました。

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別館では図録やポストカードなどのグッズが充実していました。春画展のサイトではいまだに調整中だったので何があるのか不安でした。エコバッグやシャツ、クリアファイルやマグネットなどが置いてありました。特に印象に残っているのがシャツ。男女のまぐわっている姿がプリントされていますが、肝心な部分はポケットで隠されています。ポケットの位置もプリントの都合上、胸より中心に寄っていてユーモアがあふれていました。ポケットを覗くとしっかりつながっていました。
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図録。4000円という高額なれど、おどろくはそのボリューム。厚さ約6㎝。
六法全書か何か?と疑いたくもなる代物ですが、これがあればもう後期の展覧会はいいかなとも思える充実した内容でした。ゆっくり見れなかったあの作品も今一度見返すことができます。
後期開催は11月から。前売りチケットを携えて参戦します。

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おまけ。日比谷公園の鉄道フェスの盛り上がりと、西武池袋の屋上庭園。
屋上庭園で食べたクレミアというアイスが溶けるの早くてじっくり味わえなかった。でも雰囲気は良かった。

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