僕の彼女はかわいこちゃん

「じゃーねー、気をつけてなー」
「うん」
 
ガシャガシャ
どしゃ
 
「・・・あーひゃっひゃっひゃっ・・ひーひー」
 
 
気をつけるのは自分であった
 
 
 
 
民主政権になっても世の中は明るくなるわけじゃない
景気が好転する実感がいまだにない
自殺率だって例年上がっていて、人は心の病を抱える
非常に暗く寒い社会だ
 
こういう話が合う友人がいて
よく時事問題を語ってたんだけど
この間お守りもらった
なんの脈略もないね すまない
寺社名書いてない赤い布のお守り
「小さくてかわいいね」て言ったら
なんか数種類あるらしい
 
神社行こうって言われたのがそれからあんまり経ってない頃
電車で行った
綺麗というか比較的新しい感じの神社だった
若い連中と言えば私と友人くらいで
他は御婦人中心の、つまりババァ共だった
和気あいあいとしてたけど、あのなれ合いの雰囲気はきつかった
 
それから友人がババァ連れてきた
顔に似合わず明るい朱色の装束着てた
「**さん、クサナギの事見てあげていただけませんか?」
これは、やばい
「え、結構です。**なにしてんの?」
「クサナギ、見てもらいなよ」
「はー」
ババァこっちみんな
 
「クサナギさんでしたっけ、何か悩んだりしたことはありますか?」
今あなたに悩まされてます
「ああ、まぁ、身内で。ですかね」
「まぁ、そうなの」
そしたらババァが緑のお守りくれた
「かわいいでしょ」
「はー」
 
「クサナギ大丈夫?」
「えー、うん」
無理してでも笑っているべきだったかな
「**さん、クサナギの気分を少し良くすることできませんかね」
ああ
「クサナギさん、ヒーリングて知ってる?」
「ええ、まあ」
「は?」
冗談じゃねぇ
返事待たずに始めた
「この者が胸に秘めし悪しき事に光を導け」
 
 
 
すごーい、裏切るけどさ
気分軽くなっちゃったんだが・・
どうしよう。
あれ本当なのか?すごい信じがたい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はい、嘘でしたー
最初から釣り臭さありました
わかってて読んでくれたに違いない
お疲れ様でした
 
 
結局大学図書館で借りた本が読みきれなくて別の新書借りたんだが
スピリチュアル・ビジネスについて書かれてる
自分はそんな勧誘なんか引っ掛かるか
断れるもん
縁のない話
とか思っていても宗教勧誘は人の弱みに付け込んで引っ掛けてくるからね
誰もが同じだと思うよ
 
興味を見っても深入りすると見過ごせない状況に置かれることになるから
こういう危ないものへの興味は距離をおいてみるとしよう
 
 
もっといい話考えてくるね
これって心理学を使えば最強かもな
人を騙すテクとかさ、今度そういう本もあったら読んでみようとおもう

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